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第55回:スキー教室
執筆者:あきたチャイルド園  園長 澤口 勇人

 スキー教室と聞いて、「昔小学校の時に、中学校の時にやったな、懐かしいな。」と思った方もいらっしゃることでしょう。または、「今も、小学校や中学校でやっているところがあるのかな?」と考えた方もいるかもしれません。いえいえ、ところがどちらも違うんです。この「スキー教室」をやっているのは、あきたチャイルド園の年長児クラスの子どもたちなんです。

 あきたチャイルド園では、冬季に年長児クラスの子どもたちは、地元の太平山スキー場オーパスに行ってスキー教室を行っています。今年は年長児35名が合計5回、毎回午前1時間半+午後2時間目一杯スキーを楽しんでいます。でも保育園の年長児でスキーをやったことがある子どもは、この雪国秋田でもほとんどいません。ですから最初はみんなスキーブーツを履き、スキーを付けて雪の上を歩くことだけでも大変です。それでも毎回数名の職員や、協力をしてくれる保護者の方々と、子どもたちにスキーの滑り方を一から丁寧に教えてあげると、子どもたちというのは本当に凄い力を持っているものです。3回目くらいになるとほぼ全員がリフトに乗って滑って来られるようになり、最後の5回目にもなると、全員がボーゲンでターンを決めながら一緒に滑り降りられるようになるんです。本当ですよ。

 私たち保育者の仕事は、子どもたちにいろいろな経験をさせてあげることで“生きる力”の基礎を育むことです。その意味でも、またここ雪国秋田だからこそできる体験をさせてあげるという意味でも、この「スキー教室」は、年長児たちが小学校に入る直前のこの時期に、わずかな期間にそれまでできなかったことが頑張ればできるようになるんだという経験を通じて、子どもたちに自信を与えるかけがえのない保育活動となっています。


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