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第59回:避難訓練の今昔
執筆者:岩見三内保育所 福井 洋子

 9月1日は『防災の日』の日です。「台風、高潮、津波、地震等の災害について認識を深め、それらの災害に対応する心構えを準備する」こととされています。

 保育所では毎月1回避難訓練を行っています。私が保育所に勤務するようになった頃は、訓練というと火災(遠火、近火、保育所内からの出火を想定)に関する訓練が中心でした。

 その後、日本海中部沖地震や阪神淡路大震災があり震度の大きな地震を想定した訓練を行い、東日本大震災後は当時勤務する保育所が海から1.6キロということもあり、大津波の発生を想定した訓練も行うようになりました。

 また、附属池田小学校事件を機に外部に指導者を依頼し、不審者の侵入や幼児の連れ去りに対応した訓練。地球温暖化の影響からでしょう、各地で発生する大雨、雷、竜巻など気象災害に対応した訓練。さらには、隣国による弾道ミサイルに対応した訓練も行いました。

 当保育所は秋田市中心部から20Kmほど山あいに入り、近くには清流岩見川と三内川が合流した豊かな自然に囲まれた場所にありますが、秋田市の洪水ハザードマップで要配慮者利用施設にも指定されています。安全性の向上を図るため水防法に基づいた避難確保計画の作成と年1回の水防の避難訓練が義務化されたことから、市の防災安全対策課の指導をいただき計画を作成しました。水害を想定した避難訓練も7月に実施したところです。

 そして、昨今TVや新聞でクマの出没が相次いで報道されていますが、保育所近辺でのクマの目撃情報も以前に比べ格段に多くなり、昨年度からクマの出没に対応した訓練も必須となりました。

 子どもたちや保育所をとりまく環境の変化に、子どもたちの命と安全を守る避難訓練も大きく様変わりしました。


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