第88回: やりぬく力と感じる心

こども園いずみ風の遊育舎 園長 吉川恭子
イラスト:スキーとスノーボードをする子ども

今シーズンも法人3園で行われている年長児による雪山の活動「オーパスdeスキー」(地元太平山スキー場オーパスに行って行うスキー教室)5回が終わりました。

いずみ風の遊育舎は開園1年目、年長児は4名、冬になりスキー教室を心待ちしていた法人他2園の子どもたちを見ていて、短時間で達成感が味わえる活動はスキーに勝る物はない、しかも就学前この時期「がんばればできる」という経験は子どもたちに自信を与えてくれる、この様なことから「オーパスdeスキー」活動を躊躇なく取り入れました。

初日は歩くこともままならず悪戦苦闘「もう嫌だー」と呟く子、転んでは立ち上がりスキー持って登りまた滑る子と様々でしたが「くじけずに何回も滑った子が上手になるよ」の声にもう一度やってみよう!がんばろう!と力を振り絞りくり返し登りまた滑り、3回目には殆どの子どもたちはリフトに乗り頂上へ、乗車時間は8分から10分、リフトに揺られながら眺める景色を見て「雪がキラキラしているね」「森の音が聴こえるよ」動物の足跡見ながら「仲良く散歩したのかな」雪が降り少しだけ吹雪いていても「雪がダンスをしている」と呟きまさしく「センス・オブ・ワンダー」“子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激に満ち溢れている“の言葉を思い出し、「神秘さや不思議さに目を見張る感性を育むには感動を分ち合ってくれる大人がそばにいる事が一番!」と今年もまた感じた一瞬でした。

さて、いよいよ3月、卒園の季節なりました。世の中はまだまだコロナ禍で油断はできません。でも子どもたちはどんどん成長して行きます。『質の良い保育は経験の多さ』をモットーに明日への一歩を踏み出しましょう!