第17回:実りの秋・収穫の秋・・子ども達の感性にふれて

白百合保育園 園長 石田ミヨ子
イラスト:稲刈り作業

園庭の落ち葉が、北風に乗ってクルクルとダンスを始めました。

色づいた葉っぱを見つけては、「きれいだね」・「ふしぎだね」と思える子ども達の感性は、宝物です。これからは、寒さが日一日と厳しくなりますが、健康管理には充分気をつけたいものです。

さて、当園の子ども達はというと、シャツ一枚になり、毎朝一輪車に乗って目をキラキラ輝かせてペダルを踏み込んでいます。そんな元気いっばいの子ども達・・・やはり「風の子」です。

当園では、食育の一環として地域のみなさんの協力を得て、田植え、稲刈りもちつきと一年を通じて年長児が収穫体験しています。小さかった苗が、秋には黄金色の穂をたくさんつけた稲となり、それを刈り取り、「わぁーこれが、お米になるんだ」と大喜びの子ども達、そんな子ども達に共感するとともに、子ども達のすばらしい発見に、自然の偉大さを味わっています。そして、それを味わえる今を大切に子ども達と真剣に向き合い、育んでいきたいと考えています。

*保育園では新年度の入園受け付けの時期です。
先日11月6日に、市内民間保育所(認可保育所)41カ所が参加し、 アルべ・きらめき広場を会場に『ほいくえんまつり』が開催されました。

たくさんのみなさんがいらしてくれました。今度は各保育所にお気軽に足を運んでみてはいかがですか?
きっと元気な風の子達がお出迎えしてくれますよ。