第126回:3年目の秋

こどものくに保育園 園長 大門ヒサ子
イラスト:運動会でかけっこをする子どもたち

園長になって3年目の秋を迎えています。事務室に入るようになってから目の老化が進み、老眼鏡が必須アイテムになっています。そして、付けたり外したり無くしたりしています。そんなある日のこと、いつものように事務作業をしていて老眼鏡を探しだす私、書類の山をガサゴソ、引き出しをガサゴソ、、、ない。そんな不審な動きを察知した向かいに座っているしっかり者の主任が「どうしたの?」私「メガネどこにいった?」主任「あたまについてるっ!」私「ヤダー!!横山やすしじゃん」という自分的にはショックな出来事がありましたが、事務室3人で大笑いしてなんだかほっこりしたひと時でした。

さて保育園の子ども達は、先日運動会を無事終えました。一人一人の健やかな成長が本当に嬉しく、みんなとっても可愛かったです。自園の運動会は特に真新しい事をしているわけでもなく、よく見るといつもやっていることをアレンジしたり、子ども達の「やってみたい!」を取り入れています。特に、保育園最後の運動会になった年長さんの最後までやりきる姿には感動いっぱいでした。

10月は実りの秋です。散歩帰りの子ども達の手には松ぼっくり、栃の実、どんぐりなど宝物でいっぱいです。5月にみんなで植えたさつま芋はつるをドンドン伸ばし成長中。与えられた恵みに感謝しながら子ども達と「いもほり体験」を楽しみたいと思います。