保育園には、世代間ギャップという用語にぴったりな話題がたくさんあります。いろんな世代がいて多様な保育が生まれ、ある意味バランスを取っているというお話です。
私の幼少期は駄菓子屋や自転車屋が近くにあり、子どもが一人でお使いも安全、子育てはある意味ちょっぴり放任。学生時代の部活はスパルタ、登下校送迎なんてされたことがありません。なるほど!それが探求心や自立心、自己責任というものが芽生えたと。応用力や自分で考える力は、学習や年を重ねるだけで養われるものではなく、経験や環境が大きいと最近になってよくわかります。世代間ギャップもうまれるわけです。
園の中では、運動会の曲集めは携帯アプリからのダウンロード。手作りレジはPayPay対応。新キャラクターの塗り絵やダンス。若い保育士は製作のための案をネットで調べるのだとか。一方で、お昼寝時に子守唄や童謡を歌う年配パート保育士。伝承遊びでメンコやゴム飛びを教える保育士など様々。お互いに刺激をもらいつつ、子どもにとってもすべて「あり」ですよね。いいとこ取りが出来るわけです。
自分は愛犬との散歩の際、道端の野花を見れば、園庭でのままごとにもってこいだなとか、この坂はソリ滑りに最高だろうなとか、お菓子の箱を見れば、これで製作させたらどんな展開になるだろうとつい考えてしまいます。職員は日々一生懸命。私の保育感を強要してはいけないと思いながらも、素材はそれでいいのか?遊びの展開が膨らむのだろうか?など口をはさみたくなることも。更には、保護者の食事の内容や子どもとの過ごし方、服選びなど「えー?!」がいっぱいになり、声をかけたい・・・でもこれが姑のよう・・・たくさんの葛藤が渦巻く私の心です。
環境構成や子どもの育ちに、何が最善なのかを考える事はどこまでも続く。一方「時代のアップデート」そんな言葉をどこかで聞いたような。たまたま年号が変わっただけのことなのに。自分の考えも時に流され、時に熱くなり。
いつの時代も子どもは宝物。保育を学んだものとして「大事に育てる」の意味を間違わないでほしい、そんなふうに思います。「たし算だけじゃなく、引き算も必要だよお母さん」それすらも言っていいのか悪いのか。安心してくださいお母さん方、子どもたちの幸せをたくさんの大人が議論を重ね、いいとこ取りをしながら守っていくはずです。