第102回:子どもたちの頑張りに拍手!

ならやま認定こども園 越中裕子
イラスト:ゴールテープを切る女の子

♪おひさま にこにこ こんにちは~ 秋晴れの下での運動会シーズンがやってきました。

コロナ禍の中、以上児と未満児の日にちを別にして、参観は保護者2名までと制限を設け運動会を行うようになりました。以上児クラスは大空の下、近隣の小学校グランドで開催し、未満児クラスは園ホールで園児一人一人の活躍と成長した姿を見てもらっています。保護者の種目がなくてちょっぴり寂しそうな保護者の皆さんですが、我が子の姿を精一杯応援してもらっています。

皆さんの園でもいろいろ特色ある種目があると思いますが、当園では長年引き継がれている種目(障害物競走)の中に「登り板」があります。年齢別に高さは違いますが、平面の戸板に飛びつき、乗り越えます。子どもたちにとっても大人にとってもなかなかの高さとほぼ垂直な板に向かっていくことは容易なことではないと思いますが、ならやまっこたちは果敢に挑みます。まずはてっぺんの縁に飛びつき腕と足、全身を使ってよじ登ります。初めて挑戦するときは怖さが先立ち、やや尻込み状態の子どもたちもいますが、何度も練習するうちにできるようになり、てっぺんで登り切った時の子どもの輝いている表情から自信と達成感が伝わってきます。毎年、この光景を見ていると子どもたちの頑張る力に感動と喜びを感じています。

また保護者とともに親子揃っての競技、マスクなしでの応援、笑い合える親子運動会ができることを願わずにはいられません。