第104回:わくわく おいもほり

秋田聖徳会第二ルンビニ園 園長 大澤美奈子
イラスト:サツマイモを掘る子どもたち

秋晴れのなか、4歳クラスの子ども達がご厚意で声をかけて頂いた農家さんの畑で芋掘り体験をしてきました。

ほとんどの子どもが芋ほり初体験とあり、「僕、昨日楽しみで眠れなかった!」「ママに大きいお芋取ってくるって約束したよ。」とハイテンション。

 バスでは、お約束やお歌の後、恒例の○×クイズ。

・さつまいもは木の上にはえている?

・さつまいもは冷蔵庫に入れるともっとおいしくなる?

・さつまいもを食べたときのおならはくさい?

・さつまいもを掘るときは力いっぱい引っ張る?

・日本には「さつまいもの日」がある?等々。

その度に、両手を思いっきり広げて渾身の〇と×をつくり、ガッツポーズをしたり、椅子から崩れ落ちそうになるほどがっかりしたり。

たくさんの子どもたちが、ブドウやリンゴのように木にお芋ができると思っていたので、つるをひっぱり土の中から顔を出したお芋との感動は大きかったようです。

勿論、バスでお勉強したこともしっかり覚えていて、お芋さんは割れないように優しくほらなきゃ…と顔を寄せ合い、秋の自然と収穫体験を満喫することができました。

今月は5歳クラスの子ども達が大根掘りを体験してきます。次はどんな感動と出会えるのか今から楽しみです。